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2018年は医療系ホームページ激動の年!?重要イベントをピックアップ

2017年の12月、医療系のホームページにとって一つの大きな事件がありました。Googleがかねてより公言していた「より信頼の置ける医療情報をユーザーに届ける」という約束を実行に移したのです。これまで「頭痛 対処」とか「むし歯 歯磨き粉」といった誰もが検索しそうな健康系のキーワードでは、1ページ目のほとんどをいわゆる『まとめ系サイト』が独占していました。ところが、12月6日に行われた検索順位付けのシステム変更によって『まとめ系サイト』の多くがランク外に追いやられ、変わりに公的機関や病院、あるいはメーカーの公式ページが上位表示されるようになりました。2018年に入った現在でも、このランク変動はいろいろなところに大きな影響を及ぼし続けています。

 

しかし、この事件は2018年以降に予定されている医療系ホームページの大きな動きの序章に過ぎません。今年以降、病院、歯科医院そして整骨鍼灸院のホームページが置かれる環境は様変わりしてしまうかもしれないのです。今回は、今、医療系ホームページが置かれている状況を簡単に整理してみようと思います。

 

◆トピック1 2017年末に行われたGoogleアップデート

まず2018年の予定を見る前に、2017年末に行われいまだに混乱が続いている医療情報に関するGoogleアップデートについて確認しておきましょう。

 

2017年12月6日。Googleの公式ブログに次のような投稿がなされました。

『医療や健康に関連する検索結果の改善について

Google では、今週、日本語検索におけるページの評価方法をアップデートしました。

この変更は、医療や健康に関する検索結果の改善を意図したもので、例えば医療従事者や専門家、医療機関等から提供されるような、より信頼性が高く有益な情報が上位に表示されやすくなります。本アップデートは医療・健康に関連する検索のおよそ 60% に影響します。Google では、医療や健康だけに限らず、今後も継続的に検索の改善に取り組んで行きます。

(Googleウェブマスター向け公式ブログより一部抜粋)』

 

従来、専門用語は別として、誰もが使いそうなたとえば「頭痛 対処法」とか「むし歯 歯磨き粉」といった健康に関するキーワードで検索すると、検索結果の1ページ目はほとんどが『まとめ系サイト』が独占していました。まとめ系サイトとは、いろいろな解決策や商品の使用感といった情報を寄せ集めてキーワードを狙い撃ちしたサイトのことで、同じ記事からいろいろな情報を知ることができる便利さがある反面、アクセス数を稼ぐために粗製乱造された記事も少なくなく、正しくない情報が紛れている可能性も指摘されていました。2016年に起きた『WELQ事件』をきっかけに不正確な情報を含んだまとめ系サイトが上位表示されてしまうことが問題視され、Googleも対策を模索してきました。それがついに適応された格好です。じつは、このアップデートが適応されたのは日本語版のみで、本邦における健康情報の氾濫の現状を写し取った措置だといえます。

 

このアップデートは病院や歯科医院、または整骨院を運営している方々にとってはチャンスです。現状では病院等に帰属する記事は順位が上がりやすくなっているため、アクセス数増加を狙って記事の投稿やリライトを敢行するべき時期だといえます。

 

◆トピック2 迫る改正医療法の施行・ホームページも広告に

一方、懸念材料もあります。その最たるものが2018年6月までに予定されている改正医療法の施行によって、医院あるいは歯科医院のホームページが広告と同等の扱いをされるようになるということです。2017年6月14日に公布された改正医療法では、広告の対象が従来に比べ幅広く設定され、「広告その他の医療を受ける者を誘引する手段としての表示」とされました。これにより医療機関のホームページやメルマガも広告の対象となることが決定しています。

 

医療関係者なら周知のことかもしれませんが、医療法により広告と位置づけられた媒体では表現が厳しく規制されています。医療に関する情報は健康や生命に重大な影響を及ぼしかねないため、過度に不安をあおったり、効果を強調したりする表現は使用できないようになっているのです。ところが、ホームページはこれまで広告の扱いではなかったため、かなり突っ込んだ内容でも黙認され、それに伴う消費者トラブルが後を絶たない状況が続いてきました。たとえば、ビフォーアフター写真や患者の口コミから自院にとって有利な結果だけを抜き出して掲載することで、ホームページを閲覧した患者が事実を誤認してしまうおそれがありました。

 

このような事例を受けて、厚生労働省は検討会を設置。これまでの議論によってすでに、ビフォーアフター写真では十分な説明を必ず記載することや、医療機関サイトにおける患者の体験談や口コミの掲載を原則禁止とする方針を固めています。(2017年11月29日の検討会による)検討会による議論は今後も続く見込みで、2018年1月にはパブリックコメントを実施。春以降の周知期間を経て、2018年6月1日に法律を施行するスケジュールが組まれています。

 

改正医療法施行後は、他媒体の広告ガイドライン違反と同様にホームページの表現についても処罰の対象となるため、厚労省から出される情報に常に気を配る必要がありそうです。

 

◆トピック3 整骨でも同様の動きが加速か

同様の動きは整骨院についても検討され始めています。

 

柔道整復師が行うことができる広告の内容は、柔道整復師法によって規制されています。ここでもホームページは広告の扱いを受けていないため、現在整骨院のホームページの中にはかなり広範囲の症状にまで踏み込んだ内容が散見されます。しかし、厚労省はこのような事態を問題視しており、新たなガイドラインを策定するための準備を着々と進めています。

 

2017年の春以降、『広告に関するガイドライン作成』に向けて、実態を把握するための調査が行われました。そして実態調査後、トピック2で紹介した改正医療法の内容も踏まえながら『柔整・あはきの広告に関するガイドライン』作成に向けた検討を開始する方針だということを明らかにしているため、現在公表はされていませんが、検討はすでに始まっている可能性もあります。(第8回柔道整復師団体情報交換会の内容等より)

ガイドライン作成の時期、規制が始まる時期についてはまだわかっていませんが、内容は改正医療法の内容を意識したものになると考えられ、現状と比べるとかなり厳しくなることが予想されます。こちらについても、今年は厚労省の発表内容から目が離せない1年となりそうです。

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