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【提言】治療院に求められることとは

治療院を安定的に成長させるためには、新規のお客さんを取り込み、リピート率を高めることが何よりも重要です。

どうすればお客さんの心をつかむことができるのでしょうか。

消費者心理を読み解き、治療院が成長するために必要な戦略について分析します。

 

◆マラソンは2000万人、登山は1000万人。フィットネス市場が拡大中

—–バブルは遠くなりにけり。

不況時代といわれて既に久しく、失われた20年はまだまだ続くという悲観的な見方が大勢を支配。ゲレンデが多くの若者で賑わった時代はとうに過ぎ、閉鎖・休業を余儀なくされるスキー場が相次いでいます。

では、日本人は運動をすることがなくなったのかというと、それは全くの間違いなのです。実生活ではなかなか実感することができないかもしれませんが、東京オリンピックを数年後に控えた日本は今、空前のスポーツブームを迎えています。

その事実は数字が如実に示しています。2014年のフィットネス市場は4320億円で、3年連続で成長し過去最高を記録しました。

(出典)日本生産性本部『レジャー白書2015』

レジャー白書によると、「体を動かす」レジャーの人気が上昇し、余暇にスポーツを楽しむ人が増えているのです。身近なところではマラソン人口はおよそ2000万人、登山人口はおよそ1000万人を数える規模にまで成長し、その関連商品の売り上げは非常に堅調に推移しています。あのスキー人口も下げ止まり、いまや回復の兆しが見えているのです。

さらに、経済産業省が公表している【特定サービス産業動態統計調査】によると、統計のある2000年以降、フィットネスクラブの売上高・利用者はともに増加し続けています。

特定サービス産業動態統計調査をもとに作成

グラフを見る限り、消費者心理が大きく冷え込んだ2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災の影響もほとんど見受けられず、市場の堅調さを裏付けているといってもいいでしょう。

 

堅調な市場の原動力として二つの要因が考えられるのではないでしょうか。

一つ目は【健康志向】の高まり。

日本の人口はすでに2008年にピークを迎え、急速な勢いで少子高齢化が進行しています。

そんななか、最期まで「元気に過ごしたい」という【健康寿命】を伸長する需要は日に日に高まっていると考えられます。

将来にわたる健康管理のため、まだ元気なうちから体力維持に努めているのではないでしょうか。

二つ目は価値観の変化。

日本人はエコノミックアニマルといわれたのは今や昔。

仕事だけではなく、趣味にも全力で注力する、【生きがい重視】の人が増えているといわれています。こういった消費者心理の変化が、フィットネス市場を成長させる原動力のひとつとなっているのでしょう。

 

「身体のメンテナンス」を専門に扱う整体・マッサージにとってこの流れは大きなチャンスだといえます。

病気以外の範囲でも自身の身体に強い関心を持ち始めた消費者が「何を求めているのか」「何を提示すると反応するのか」を見出すことが治療院の成長に直結するのです。

 

具体的にはどのような施策を打てばいいのでしょうか。

ひとつ、確かなことを提示するなら、「パフォーマンス向上型」施術へのシフトです。

スポーツを楽しむ人が増えることで、パフォーマンスを向上させたいという需要が高まります。

関節の可動域を広げたい、筋肉の柔軟性を高めたい、疲れにくい身体、動かしても痛まない身体を手に入れたい。

実際に体を動かし始めたからこそ感じる、身体のパフォーマンスへの不満・不安を解消させる施術が求められているのではないでしょうか。

 

この需要をうまく取り込み、この数年で急成長したジムがあります。

ストレッチ専門店「ドクターストレッチ」です。

 

◆今や日本全国に100店舗以上。ドクターストレッチに見る成長の秘訣

ドクターストレッチはトレーナーによる本格的なストレッチを受けることができるストレッチ専門店。

2010年の開業以来、次々と店舗数を増やし、現在は東京や大阪を中心に直営店とFC加盟店を合わせて100店舗以上を展開しています。どの店舗も夕方のピーク時にはベッドがすべて埋まってしまうほどの盛況ぶり。学生・スポーツマンからビジネスマンまで、男女・年齢を問わず幅広い層の顧客から支持されています。

 

ドクターストレッチの特徴はなんといっても、本来はプロのスポーツ選手が受けるような本格的なストレッチが受けられる点にあります。

「本格的」すぎて、大の大人が「痛い痛い」と叫んでしまうほどの激痛が走るほど。しかし、それでもリピート率は非常に高いらしいのです。

その理由は一目でわかる効果の高さ。

ストレッチを1度受けるだけで各所の筋肉が緩み、前屈・開脚など可動域のパフォーマンスが大きく向上したことをすぐに実感できるのが、このストレッチジムの売りです。また、普段は使わないような筋肉まで刺激することで、運動した後のような充実感が得られます。

効果があることがわかるので、「痛い」施術も効果がある証拠だと肯定的にとらえるようになり、いつしか身体を思いっきり伸ばす心地よさに病みつきになってしまうのです。

 

社長の黒川さんは、ダイヤモンドオンラインの取材で、「『痛い施術』は絶対に受けない」と当初は周囲から猛反発されたと語っています。

しかし、氏が以前経営していた「足裏マッサージ」から業態を変えると、わずか半年間で売り上げが5倍に膨れ上がるほどの大反響。

いまや、日本有数の店舗数を誇るジムにまで成長したのです。

(参考)ダイヤモンドオンライン

 

ドクターストレッチは整体院でもマッサージ院でもありませんし、あくまで一例にすぎません。しかし、今後、治療院が成長するために求められる一つのヒントを提示しています。

お客さんが「何を求めているのか」。

「何を提示すると」お客さんが反応してくれるのか。

【パフォーマンスの向上】という観点からこの二つを見つめなおしてみることが、治療院の魅力を向上させることにつながるかもしれません。

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