リスティング広告でホームページの集客力を上げよう

21世紀はWebの時代です。

お店やサービスをたくさんの人に知ってもらおうと考えたら、ホームページを制作することはもはや必須の戦略になりました。

 

でも、ホームページを用意しただけでは不十分です。

綺羅星のごとく居並ぶホームページのなかでユーザーに見つけてもらうために、検索結果ページの目立つ位置に表示されるようにする戦略が必要です。

 

「リスティング広告」や「SEO対策」はこの戦略のひとつ。

今回は手っ取り早くに検索上位に広告をうつことができる「リスティング広告」について解説します。

 

 

◆リスティング広告ってなんだろう

テレビCMや新聞の広告欄と同じように、インターネット上の検索ページにも広告枠が用意されています。

リスティング広告とは『Google』や『Yahoo!』のような検索エンジンで言葉を検索したときに表示される広告で「検索連動型広告」とも呼ばれています。

他の検索結果と同じようにリンクが並べられていますが、よく見ると「〇〇に関連した広告」というように枠が区切られています。

この広告枠に表示されるリンクこそがリスティング広告です。

リスティング広告は検索結果の目立つ位置に配置されるため、他のリンクと比べてクリックしてもらいやすくなります。

 

リスティング広告は『Google』であれば『GoogleAdWords』、『Yahoo!』であれば『Yahoo!プロモーション広告』というように、検索エンジンが提供する広告サービスを利用して掲載してもらいます。

広告掲載料はネットを利用しているユーザーが広告をクリックして広告主のページに移動したときに発生します。

料金設定は「1クリックあたりいくら」と決められていて、検索ワードごとに自由に値段を設定できます。

検索結果ページに広告が表示されていてもクリックされなければ料金は発生しません。

 

リスティング広告は設定したワードの検索結果ページに掲載されるので、どのキーワードなら効果があるかを考えて効果的なキーワードを選択することが重要です。

 

リスティング広告で作ることができる広告分には制限があります。

例えば『Google』では次のように決まっています。

  • タイトル 半角30文字(全角15文字)まで
  • 説明文  半角80文字(全角40文字)まで

この限られた文字数のなかで、いかに消費者の心に響く広告がうてるかが求められます。

 

 

◆リスティング広告のメリット

検索順位が1位になれば、リスティング広告をうたなくてもホームページのリンクを目立つ位置に持ってくることができます。

検索順位を上位に持ってくることを「SEO対策」といいます。

では、リスティング広告とSEO対策の違いは何なのでしょうか。

 

検索結果ページに表示される検索順位は次のような要素で決まっています。

  • 多くの人が閲覧した実績がある
  • ページの内容が充実している
  • 検索ワードとの関連性が高い
  • スマートフォンからも利用しやすいなど

 

こういった様々な要素が総合的に判断されて順位が決まっているので、検索結果の1ページ目に表示させるためには多くの時間と労力がかかってしまいます。

SEO対策の効果が表れてくるのは半年~1年後以降ともいわれています。

 

一方、リスティング広告ではキーワードごとにお金を払えば簡単に検索結果の目立つ位置に表示することができます。

SEO対策のように充実したページを用意して多くの人に見てもらう…、という手間のかかる作業を省くことができるため時間をかけずに上位表示させることができるのです。

広告掲載期間や一日当たりの予算上限を定めることができ、広告表示をコントロールすることができることもリスティング広告のメリットです。

 

クリックしてもらいやすい位置に表示できる一方、落とし穴もあります。

いくら集客目的でリスティング広告を掲載しているとはいえ、誰これ構わずクリックしてもらっては困るのです。

広告掲載費は1クリックごとに発生します。

一方でホームページを閲覧した人が結果的に顧客にならなけらば利益につながりません。

サービスに興味がない人がリンクをクリックしても全く意味がないどころか余計なコストになってしまうのです。

リスティング広告では顧客になる見込みがある人にターゲットを絞って、そのターゲットだけがリンクをクリックしたくなるような広告文を考えることがとても重要になってくるのです。

 

◆リスティング広告の効果的な活用法

どうすれば利益につながる効果的な広告をうてるのでしょうか。

 

実は、特別な広告センスは必要ありません。

基本的なテクニックさえ押さえれば、インターネット広告は高い成果を上げることができるのです。

 

1.集客力のある広告媒体を選ぶ

日本国内の検索エンジンのシェアは1位が『Yahoo!』、2位が『Google』。

この2社だけで圧倒的なシェアを占めています。

出典 ニールセン

 

リスティング広告を出すなら『Google』と『Yahoo!』のふたつを押さえておけば十分でしょう。

『Google』の広告サービスは『GoogleAdWords

『Yahoo!』の広告サービスは『Yahoo!プロモーション広告』です。

まずはここでサービスの雰囲気を確かめてみましょう。

 

2.広告文にキーワードを入れる

ユーザーは検索ワードに興味を持ってそのキーワードを検索しています。

タイトルと説明文の中に設定しているキーワードを必ず入れるようにしましょう。

また広告文に検索ワードが入っていると、そのワードが太文字で表示されるので、広告文をより目立たせることができます。

 

キーワードを入れるときはあくまで文章が日本語として破たんしないようにしましょう。

 

3.複数の広告文で反応を検証する

インターネット広告は文章を簡単に変更することができます。

この特性を利用して最も効果的な広告文を創っていきましょう。

 

広告文は大きく分けて次のタイプに分けることができます。

  • 価格の安さをアピールする
  • 品質の高さをアピールする
  • 実績の豊富さをアピールする
  • 期間や数が限定であることを強調する

 

ターゲットの心にどのタイプの広告文が響くかは、実際に広告をうってみないとわからないものです。

同じタイプでも、使う言葉によって人の心は複雑に変化します。

このタイプごとに少しずつ変えた広告文を多数作成して、一定期間ごとに変更しましょう。

それぞれのクリック数と顧客に発展したコンバージョン率を比較して、一番効果があったバージョンを選びます。

比較するときには、同じような時期・期間で比較しましょう。

条件が大きく違うと比較する意味がなくなってしまいます。

 

どのタイプを使うか決めた後も、広告文を少しずつ変えてコンバージョン率の向上を目指しましょう。

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