インスタグラムが集患に結びつく!歯科医院・クリニック経営者のための簡単活用術

 

インスタグラムのテクニックを解説!

 

医院やクリニックの経営で多い課題が、医院の認知度を高め、集患に繋げることです。特に新規で開業した場合、地域住民からの認知度も低く、集患が上手くいかないケースもあります。では、どのような方法で、集患を目指せば良いのでしょうか?その一つが『インスタグラムの活用』です。今回は、様々な世代が利用するインスタグラムを正しく運用し、ユーザーからの反響を得るために必要なテクニックや注意点をご紹介します。

 

歯科医院がインスタグラムを活用するメリット

・オープンな印象を与えられる

院内の様子や治療風景などを投稿で発信することで、ユーザーがより治療に対するイメージを具体的に持つことができます。

 

・気軽に始められる

インスタグラムは、スマートフォンで写真を撮り、文章を作成して投稿するだけなので、誰でも気軽に始められます。カメラやパソコンを用意する必要もありません。初期費用をほぼかけずに情報発信が可能です。

 

・若いユーザー層へのアプローチ

インスタグラムは10代~30代まで、幅広いユーザーが利用しています。世代によっては、結婚や出産、転勤などでかかりつけ医を探しているケースもあります。そのようなユーザーに効果的にアプローチできることがインスタグラムの強みです。

 

・女性のユーザーが多い

利用者の約6割は女性と言われています。美容意識が高い女性に対してのアプローチが期待できるのです。特に歯科であれば、ラミネートベニアやホワイトニングなど、見た目に関係する治療の情報を発信し、関心を高めてもらうきっかけになります。

 

・有益な内容で集患に繋げる

患者さんや、特にその地域に住む住人にとって魅力的な情報を発信することが、集患の可能性を高めます。インスタグラムの基本的な利用は無料です。だからこそ、広告媒体として正しく運用することが求められます。

 

インスタグラムのデメリット

・拡散機能が無い

インスタグラムには、ツイッターでいうリツイート機能、フェイスブックのシェア機能のような拡散を望める機能が装備されていません。そのため、投稿を見るユーザーが増えない限り、情報の拡散力が乏しいのです。

 

・ホームページへの誘導が難しい

ツイッターやフェイスブックはURLをクリック(タップ)するだけで、そのページにアクセスすることができます。しかし、インスタグラムはそのような投稿形式ではありません。リンクが有効なURLはプロフィールにしか貼れず、ユーザーの誘導率が低いと考えられます。

 

・炎上のリスク

投稿がユーザーからの非難を買い、炎上するリスクがあります。集客はおろか、風評被害を招くこともあるため、注意が必要です。

 

 

すぐに使えるインスタグラムのテクニック

・ハッシュタグ

インスタグラムで大切になることは、より多くのユーザーに投稿を見てもらい、反響を得ることです。そこで重要になるのが、ハッシュタグの活用です。

ハッシュタグの見本

(田中歯科クリニックの投稿より引用)

ハッシュタグとは、キーワードの前にハッシュマークと呼ばれる「#」の記号を付け加えることです。例えば、歯医者というワードは、「#歯医者」とタグ化が可能です。インスタグラム内で歯医者と検索された場合、「#歯医者」というタグを付けた投稿をより多くのユーザーに見てもらえます。

 

・ストーリー機能

インスタグラムには「ストーリー」と呼ばれる機能があります。この機能を使えば、15秒程度の、短い動画を配信できます。動画や画像にテキストを加えた状態での配信も可能です。

インスタグラムのストーリー

(のぞむ歯科Instagramより引用)

動画なら、院内の様子をリアルタイムでユーザーに届けることができます。ストーリーの内容は投稿から24時間で自動的に削除されるため、一時的な情報の発信には最適です。

 

・シェア機能

インスタグラムでは、投稿画面の最後に「次の場所にも投稿」という欄があります。この機能によって、投稿をフェイスブックやツイッターと連動できます。

シェアの見本

インスタグラムでの投稿内容を、他のSNSにそのまま反映できるため、時間や労力の短縮にも繋がります。

 

・編集機能

インスタグラムは画像の編集機能があります。写真の見栄えを変化させるフィルター機能をベースに、明るさやコントラストなどを調整できます。投稿画面を見たユーザーが、より引き込まれるような画像に加工する技術も必要です。

 

・グリッド投稿

グリッド投稿とは、写真を複数枚に分割した状態で投稿し、プロフィール画面から見ると、一枚の大きな写真のように見せられる投稿の方法です。

グリッド投稿の見本

(ハーゲンダッツジャパン公式Instagramより引用)

例えば、院内風景や外観など、ユーザーに分かりやすく見せ、スタイリッシュな印象を残したい時に効果的です。

 

 

実用例

歯科を中心にインスタグラムを活用している実用例をご紹介します。

 

1.田中歯科クリニック(兵庫県)

他にも院内の様子やケア商品の紹介もされており、投稿全体を通して統一感があります。
https://www.instagam.com/tanakadentalclinic.tamba/

 

2.のぞむ歯科(徳島県)

他の投稿を見ても、お子様の歯を大切にしている様子が伝わってきます。
https://www.instagram.com/nozomudc/

 

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【お子さんの歯医者さんデビューいつにしますか?】 子育て中のパパママより、いつ歯医者さんデビューしたらいいですか?という質問をよく受けます。 わたしは、上の前歯が生えたら、フッ素塗りにきてください😊とお伝えしています✨. . それには理由があります! 実は、上の前歯はお子さんの歯でまず虫歯になりやすい歯なのです。 . そして、乳歯は永久歯より虫歯になりやすいため、歯を強くするフッ素は、か弱い乳歯の強い味方だと思っています😊✨. 特にお兄ちゃんお姉ちゃんがいる下のお子さんは、お菓子やジュースデビューが早くなりがちなので、下のお子さんほど、上の前歯が生えたら是非!とすすめさせていただいています✨. . . 小さなお子さんにとっても、虫歯ゼロのため、健康なお口作りのため、歯医者さんがもっと身近になりますように🌼

のぞむ歯科 (徳島の痛くない歯医者さん)さん(@nozomudc)がシェアした投稿 –

 

3.あい歯科 長堀橋院(大阪府)

投稿ごとに一つのテーマを設定し、豆知識やお役立ち情報を発信しています。
https://www.instagram.com/ai_dental_clinic/

 

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. . 〇歯ブラシを交換するタイミングは??〇 . みなさんが歯ブラシを交換するのはどれぐらいの間隔ですか?? 毎月交換する方から3ヶ月、半年など人それぞれです。 しかし、歯ブラシは使う度に汚れていきます。また、保管方法によっては菌が溜まってしまう場合もあります。 歯ブラシの効果は綺麗な歯ブラシを使用してどれだけ正しく磨けるかが大切なのでいつも清潔でなければなりません!! . 歯ブラシを交換するタイミングとして推奨されているのは1ヶ月に1回です。 しかし、力の入れ方などによって早く交換した方がいい場合もあります。 その目安としては画像のように歯ブラシの背中側から見てブラシの先がはみ出ているようであれば交換する、というのも簡単な目安にするといいでしょう🎶 はみ出ていなくても衛生上、1ヶ月に1度は交換していつも清潔な歯ブラシを使用するようにしましょう😊😊 . #歯医者#歯科#長堀橋#心斎橋#大阪#ミナミ#南船場#小児歯科#予防歯科#歯科検診#クリーニング#ホワイトニング#オフィスホワイトニング#ホームホワイトニング#ポリリン酸#リン酸#虫歯#フッ素#歯#予防#セラミック#被せ物#詰め物#ジルコニア#CAD/CAM#キャドカム

あい歯科 長堀橋院☆ホワイトニング☆セラミック☆急患対応☆さん(@ai_dental_clinic)がシェアした投稿 –

 

活用のために気をつけたいこと

・ハッシュタグの制限

投稿に関連するキーワードを発信できるハッシュタグですが、一度の投稿に使用できる数は30個に制限されています。もし上限を超えると、すべての文章とハッシュタグが消えて、画像だけの状態で投稿されてしまうため、注意が必要です。
もしも不安であれば、入力した文章を保存するなどで対策しましょう。また、どうしても多くのハッシュタグを付けたいのであれば、コメント欄にハッシュタグを追加する方法もあります。

 

・ビジネスプロフィールへの変更

インスタグラムには、ビジネスプロフィールという項目があります。ここには、電話番号やメールアドレスの登録が可能です。登録した情報は、プロフィール画面でリンクとして反映させることができます。ユーザーはワンクリックで電話やメールを利用できるため、お問い合わせに繋げるためにも、変更がお薦めです。

 

・医療広告ガイドラインに注意

インスタグラムを含めたSNS上での画像や文章の投稿は、すべて広告に該当します。ユーザーからの反応を求めるあまり、過剰な内容で投稿をしてしまうと、医療広告ガイドラインに違反してしまうリスクがあるのです。そのため、ガイドラインに遵守した内容の投稿が求められます。

 

 

まとめ

インスタグラムのテクニックや注意点などをご紹介しました。難しそうに見えるインスタグラムですが、スマートフォン一つで気軽に始められるため、院をアピールするためにも使いたいツールです。投稿を見たユーザーの役に立ち、興味を持ってもらえるような情報を発信し、院の認知度を向上させ、集患や問い合わせに繋げられるような運用を心がけましょう。また、弊社では充実したサポート体制を整えたホームページ制作や、開業支援・経営コンサルティングなども承っております。是非、お問い合わせください。

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