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ライターの仕事を劇的に変える年表検索「TIMEMAP」とは?その使い方とメリット

TIMEMAPのイメージ図
2017年10月に株式会社インプレスが、「TIME MAP」(http://timemap.info/internet/)というサービスを開始しました。

このTIMEMAPはざっくり言うと、

  • IT系の総合ニュースサイト「Impress Watch」の過去記事が時間軸で検索できる
  • タブを切り替えれば、日本企業のプレスリリースポータルサイト「JPubb」などの情報も年代順に表示
  • 一度世に出ている記事だから質の良い情報のみ参照可能

などなど、様々なメリットのあるツールなのです。

ただ、独特な使い方が必要とされるため、活用するには若干のリテラシーが要求されます。

弊社メンバーも「凄いサービスだけど、何に使えば良いのかわからない」という声多数という状況。

そのため、2017年11月に行われた「TIMEMAP」のセミナーに参加しました。そこで得られた情報を参考に作成したのが今回の記事です。

Webライターの業務を劇的に変える可能性がある本ツールの検索方法やメリットを独自の視点でまとめました。

 

TIMEMAPとは?

TIMEMAPとは、任意のキーワードの検索結果を年表形式で表示してくれるサービスです。

表示結果は、jpubにまとめられた企業のプレスリリースやインプレスが発行している各種メディアの記事と一致したもののみ。

つまり非常に信頼性の高いデータとなっています。

また3つ同時に検索可能なので、

たとえば「マイクロソフト」「グーグル」「アップル」と一気に調べられます。

そのため、それぞれの検索ワードが一番情報が出たかなどをビジュアルで見比べることができるのです。。

「あるサービスの始まりが知りたい」「検索されなくなった節目はどこなのか」と利用者自身が検索ワードを考え、そのデータを分析し、発見を得る。

それがTIMEMAPを使う醍醐味です。

世の中に溢れる多くのデータは、文書、購買履歴、個人情報、アクセス履歴など時間情報を持っています。

そのような情報を時間軸に沿って可視化したいという思いからTIMEMAPは生まれたようです。

 

Webライター視点で見たTIMEMAPのメリット

実際にサービス開始当初から使い続けて実感した様々なメリットをWebライター視点でまとめました。

 

TIMEMAPの利点①「過去の動向把握」

一番わかりやすい使い方は、過去の出来事をたどるということです。

たとえば、「4K」という語句で調べてみます。

すると、当初4kは単位として捉えられていたのが、2003年6月2日の記事を境に4k 解像度の意味合いに変わっていったことがわかります。

ほかにも「ホームページ」で検索すると徐々にホームページの記事が少なくなっていることがわかりました。

代わりに「ウェブサイト(Webサイト)」で調べると明らかに記事数が多くなっていることがわかります。

このように言葉の使われ方や定義、どのような経緯で記事が増えていったのか。それを歴史的視点で把握できるのがTIMEMAPの強みです。

 

TIMEMAPの利点②「検索の質が保証されている」

近年のGoogleに代表される検索エンジンは、ライター目線でいうと検索結果に疑問が生じることがあります。

既に知っている情報を繰り返されること、もしくは真偽に関してあやふやな情報が増えている印象をお持ちの方も多いはず。

それに対して、TIMEMAPは一度ライターや編集者の目を通しているので「信頼性が高い」ことに特徴があります。

結果として、ある事柄を調べたいときに、ざっと概要を把握できるので工数削減に繋がります。

 

TIMEMAPの利点③「最新の業界情報もキャッチできる」

弊社のライターは「歯科」や「整骨院」などのクライアントに記事を提供することもあり、常に最新情報のチェックは欠かせません。

TIMEMAPなら、市町村の情報や企業のプレスリリースなど様々な観点から、業界の最新情報や歴史をスピード感をもって把握可能です。

コラムを書くときの題材や、インタビューの際のネタ探しなどに幅広く活用できます。

実際に「整骨院」で検索して、たどり着いたのがNTTタウンページの記事「接骨・整骨院急増、コンビニエンスストアと肩をならべる軒数に」(http://www.ntt-tp.co.jp/release/?p=8285)です。

そして、これをもとに書いた記事が「いまや整骨院店舗数はコンビニ並み!生き残る鍵は予防重視の取り組み」です。

しっかりと裏取りを含めてまとめたので、時間はかかりましたが現在好調なPV数があります。

いまや整骨院店舗数はコンビニ並み!生き残る鍵は予防重視の取り組み

 

TIMEMAPの利点④「思わぬ検索結果によってネタ探しがはかどる」

「歯医者」で検索するとなぜか出てきたのは映画。

「キセキ あの日のソビト」という作品です。

これは歯科医師でありながら顔出しを一切しないボーカルグループ「GReeeeN」。その代表曲である「キセキ」の誕生秘話を描いた青春ドラマです。

おそらくこの検索結果をGoogleで出すためには、「歯科医院 映画」で検索しなければいけませんでした。

それがTIMEMAPを眺めているうちに、偶然見つけたワードです。

たとえば、ここから「歯科に関係する映画」などのオウンドメディア用の企画案を提出することが出来るでしょう。

このような偶然の出会いが起きやすいので、企画のアイデア探しには検索エンジンより遙かに役立ちます。

 

TIMEMAPの利点⑤「過去の面白い・趣深い記事の発掘」

必ずしも実用的ではありませんが、昔の雑誌を読むような感じで過去の記事を発掘できます。

それを特に感じたのはグーグルという語句を調べたときのこと。

「なるほど……」と非常に趣深くなったので全文引用します。

この記事がGoogleに関して出てくる一番最古の記事です。

「Google! INTERNET Watch, 1999年7月30日」より

新しい検索エンジンで、スタンフォード大学の学生が会社として立ち上げたもの。まずスピードが異様に速いのが特徴だ。また、最初に欲しいものが出てくる上、ジャンクサイトや「404 Not Foundエラー」も稀。検索結果もツリー構造表示で、ページの繋がりにも考慮しているようだ。日本語検索はできないが、英語での検索は最近はこれを使ってる。ぜひ試してみてはいかがだろう。」

 

TIMEMAPのデメリット・弱点

メリットがたくさんあるTIMEMAPですが、やはりいくつかの弱点は存在します。

一つは記事自体の重要度を定義できないことです。

TIMEMAPは検索したときに多数の項目が表示されます。

そのため現状は、すべての記事がフラットで雑多な状態なので記事自体の重要度がなかなか判別できません。

また、スマートフォンで見るとうまく動作しないこともデメリットのひとつ。

おそらく、これらは徐々に修正されてくるはずです。

 

セミナーで話されたTIMEMAP今後の展望

参加したセミナーでは、今後のTIMEMAPに関していくつかの展望が発表されました。

「3つの検索を考える際に、比較に耐えられるワードを提案」

「グラフで特定の期間だけ盛り上がっている場合、なぜ盛り上がったのか?のおおまかな解説」

「周期的に盛り上がるワードをもとに、先の未来でホットになるワードを提案できないか?」

などライターとしては魅力的な機能ばかりです。

 

まとめ

今後さらにデータベースが増えれば、TIMEMAPは日本国内において重要な調べ物ツールになる可能性を秘めています。

さらに、興味深いことにTIMEMAPから元記事であるオリジナルコンテンツにアクセス数が増えているとのこと。

実際に私自身も、原稿を企画・作成する際はまずTIMEMAPで先に調べる癖が付きました。

現状TIMEMAPはあえて試行錯誤の段階を設けているそうです。

なぜならビジネスモデルを規定してしまうと、その可能性を摘み取ってしまうから。

このように非常に広い視野でTIMEMAPは作成されたからこそ、今後どう発展を遂げていくのか目が離せません。

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